浮気相手のsnsを特定する方法|自力調査のリスクとプロの技

パートナーの浮気相手のSNSを特定したいあなたへ。自力で探す方法から、非公開アカウントの対処法、法的なリスクまで解説。慰謝料請求に必要な身元調査の限界と、探偵に依頼するメリットを理解し、後悔しない選択をしましょう。

浮気相手のsnsを特定する方法|自力調査のリスクとプロの技

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パートナーのスマホに、見知らぬアカウントからの「いいね」やコメント。
その些細なきっかけから、「もしかして、この人が浮気相手なのでは?」という疑念が頭を離れなくなることがあります。
現代において、SNSは人間関係の縮図であり、そこには浮気の証拠が隠されているケースも少なくありません。
あなたも今、インスタやX(旧Twitter)で浮気相手のSNSを特定し、その正体を知りたいと強く願っているのではないでしょうか。
この記事では、まず無料でできる、自力での浮気相手のsnsを特定の方法について、具体的な手順を解説します。
パートナーのフォロワーや共通の友人を辿ったり、名前や特徴からユーザー名を推測したりと、やれることはいくつかあります。
しかし、その調査には常にリスクが伴うことを忘れてはなりません。
特定したアカウントが非公開、いわゆる鍵垢であった場合、それ以上の深入りは困難を極めますし、何よりあなたの調査が相手にバレる危険性も大きいのです。
また、浮気相手のSNSを特定した後の行動も重要です。
感情に任せて投稿にコメントしたり、直接メッセージを送ったりする行為は、あなたを不利な立場に追い込む違法な行為と見なされる可能性すらあります。
慰謝料を請求するためには、SNSのアカウント情報だけでは不十分で、相手の身元調査を行い、氏名や住所を突き止める必要がありますが、これを自力で行うのはほぼ不可能です。
だからこそ、この記事では最終的に、探偵というプロに調査を依頼する選択肢の重要性についても触れていきます。
確実な証拠を掴み、あなた自身を守るために、正しい知識と手順を学びましょう。

この記事を読んで分かること

  • パートナーのSNSの動向から浮気相手のヒントを得る方法
  • 名前や特徴をもとにSNSアカウントを推測するテクニック
  • 非公開アカウント(鍵垢)に遭遇した際の対処法
  • 自力でSNS調査を行う際に潜む法的なリスク
  • SNSの投稿が法的な浮気の証拠としてどこまで通用するのか
  • アカウント特定後に絶対にやってはいけないNG行動
  • 慰謝料請求に探偵による身元調査が不可欠な理由
 

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自力で行う浮気相手のsnsを特定する方法と注意点

この章のポイント

  • パートナーのスマホからアカウントのヒントを探す
  • 名前やあだ名、特徴からユーザー名を推測する
  • 共通の友人やフォロワーの投稿から探る
  • 特定できたアカウントが非公開(鍵垢)だった場合
  • 自分で調査する際に伴う法的なリスク

パートナーのスマホからアカウントのヒントを探す


浮気相手のSNSアカウントを特定するための最も手軽で直接的な方法は、パートナーのスマートフォンの中に隠されたヒントを探すことです。
ただし、この行為には細心の注意と法的なリスクが伴うことを、まず念頭に置いてください。
パスコードを無断で解除して中身を覗き見る行為は、プライバシーの侵害や不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。
あくまで、パートナーが自らスマホを操作している際に、肩越しに偶然見えた情報や、ロックされていない状態でテーブルに置かれていた時に見えた画面など、合法的な範囲で情報を得ることが大前提です。

チェックすべきポイント

もし合法的にパートナーのスマホ画面を見る機会があれば、以下のポイントに注目してみましょう。

  • LINEの友だちリストやトーク履歴:頻繁にやり取りしている、見慣れない名前やアイコンのアカウントがないか確認します。特に、通知をオフに設定しているアカウントは怪しい可能性があります。
  • インスタグラムやX(旧Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ):パートナーが誰と親密なメッセージを交換しているかを確認できるかもしれません。
  • フォロー・フォロワーリスト:最近急にフォローした異性のアカウントや、あなたには紹介されていない親密そうなアカウントがないかチェックします。
  • 「いいね」やコメント履歴:特定の異性の投稿にだけ、頻繁に「いいね」や好意的なコメントを残していないかを確認します。
  • 検索履歴:特定のユーザー名を繰り返し検索している形跡があれば、それが浮気相手のアカウントである可能性は高いでしょう。

私の経験上、浮気をしている人は、警戒心から巧妙に情報を隠していることが多いです。
例えば、浮気相手を異性だと分かりにくいような偽名で登録していたり、サブアカウント(裏垢)を使って連絡を取り合っていたりするケースも少なくありません。
そのため、一度見ただけでは判断せず、複数の情報を組み合わせて多角的に分析することが重要になります。
繰り返しになりますが、これらの調査はあなた自身の法的リスクを伴います。
決定的な証拠を掴む前にあなたが罪を犯してしまっては本末転倒です。
あくまで「ヒントを得る」という目的意識を忘れず、決して無理な詮索はしないようにしてください。

名前やあだ名、特徴からユーザー名を推測する

パートナーのスマホから直接的な情報を得られなかった場合、次に試みるべきは、あなたがすでに持っている情報から浮気相手のアカウントを推測する方法です。
浮気相手の名前やニックネーム、誕生日、勤務先といった断片的な情報だけでも、SNSアカウントの特定に繋がる可能性は十分にあります。

ユーザー名(ID)の推測パターン

多くの人は、SNSのアカウント名やユーザーIDに、自分に関連する文字列を入れる傾向があります。
以下に代表的なパターンをいくつか紹介します。

  1. 名前やイニシャル+数字:「tanaka.yuki0510」のように、名前と誕生日や記念日を組み合わせるパターンは非常に多いです。
  2. あだ名やペットの名前:普段呼ばれているニックネームや、飼っているペットの名前などをIDにするケース。
  3. 趣味や好きなもの:好きなバンド名、キャラクター、スポーツチーム名などをIDに含める人もいます。
  4. 勤務先や出身校のアナグラム:直接的ではないものの、関連する単語をIDにしている可能性も考えられます。

これらの推測されるユーザー名を、インスタグラム、X、Facebookといった主要なSNSの検索窓に片っ端から入力して、候補となるアカウントを探していきます。

プロフィール情報との照合

候補となるアカウントを見つけたら、次にそのプロフィールページを詳しく確認します。
プロフィール写真、自己紹介文、投稿内容などと、あなたが知っている浮気相手の情報とを照らし合わせ、矛盾がないかを確認していくのです。
例えば、あなたが「相手は犬を飼っているはず」という情報を得ていれば、プロフィールに犬の写真が頻繁に登場するかどうかは重要な判断材料になります。
「〇〇(地名)在住」といった情報も、特定の一助となるでしょう。
この方法は地道で時間のかかる作業ですが、費用をかけずにできる調査の一つです。
ただし、同姓同名や似たようなプロフィールを持つ人物は無数に存在するため、誤った人物を浮気相手だと断定してしまう「人違い」のリスクも常に付きまといます。
思い込みで行動せず、複数の情報が一致した場合にのみ、確度が高いと判断するようにしましょう。

共通の友人やフォロワーの投稿から探る


パートナー自身のSNSアカウントから直接的な手がかりが見つからない場合でも、諦めるのはまだ早いです。
視点を変え、パートナーと繋がっている「共通の友人」や「フォロワー」のSNSを調査することで、思わぬところから浮気相手のアカウントにたどり着くことがあります。
これは、SNSという繋がりを利用した、より高度な特定方法と言えるでしょう。

調査の起点となるアカウント

まずは、パートナーのSNSアカウントで、特に親しくしていると思われる同僚や友人のアカウントをリストアップします。
特に、パートナーが頻繁に「いいね」やコメントをしているアカウントは要チェックです。

投稿のタグ付けやコメント欄を調査する

調査対象の友人アカウントが見つかったら、その投稿内容を細かく見ていきます。
注目すべきは以下の点です。

  • 写真へのタグ付け:複数人が写っている写真で、あなたのパートナーと一緒に、見知らぬ異性がタグ付けされていないか確認します。そこに浮気相手がいるかもしれません。
  • コメント欄のやり取り:投稿に対するコメントの中に、あなたのパートナーと親しげに会話している怪しいアカウントがないか探します。
  • 「いいね」した人の一覧:パートナーの友人の投稿に、あなたのパートナーと、そして常に「いいね」をしている特定のアカウントがないかを確認します。そのアカウントが浮気相手である可能性が考えられます。

私が考えるに、浮気をしている二人は、お互いのアカウントでは目立った交流を避けつつも、共通の友人の投稿などを通じて間接的に繋がっているケースがよくあります。
彼らにとっては、それが「安全な」コミュニケーションの場となっているのです。
この調査方法の利点は、パートナーのアカウントが非公開(鍵垢)であっても、その友人が公開アカウントであれば、ある程度の情報を得られる点にあります。
ただし、この方法もまた、膨大な時間と根気が必要となります。
数多くいるフォロワーや、日々更新される投稿の中から、小さな繋がりを見つけ出すのは、まさに砂漠で針を探すような作業かもしれません。
しかし、執念深く調査を続ければ、点と点とが線で繋がり、浮気相手の特定に至る可能性は決してゼロではないのです。

特定できたアカウントが非公開(鍵垢)だった場合

様々な方法を駆使して、ついに「これだ!」と思われる浮気相手のアカウントを特定できたとします。
しかし、そのアカウントのプロフィールページに飛んでみると、投稿内容が見られない「非公開アカウント(鍵垢)」だった…。
これは、自力でのSNS調査において、多くの人が直面する大きな壁です。
鍵垢は、承認したフォロワー以外には投稿内容を一切見せない設定のため、ここから浮気の証拠を掴むのは極めて困難になります。

鍵垢に対してできること

鍵垢だと判明した場合でも、完全に諦める必要はありません。
いくつか、試せる手段は残されています。

  1. プロフィール情報とフォロワー数の確認:投稿は見られなくても、プロフィール写真、ユーザー名、自己紹介文、そしてフォロワーとフォロー中の人数は確認できます。これらの情報から、本人である確度を改めて検証します。
  2. 共通のフォロワーがいないか確認する:もし、あなた自身のアカウントと、相手の鍵垢との間に共通のフォロワーがいれば、その友人経由で情報を得られる可能性があります。
  3. フォローリクエストを送る(非推奨):最終手段として、あなた自身のアカウントからフォローリクエストを送る方法がありますが、これは全くお勧めできません。相手にあなたの存在を知らせることになり、警戒を強めさせるだけだからです。最悪の場合、パートナーに連絡がいき、あなたの調査が全てバレてしまうでしょう。

やってはいけないこと

ここで絶対にやってはいけないのが、偽のアカウント(なりすましアカウント)を作成して、フォローリクエストを送る行為です。
これは、単にバレるリスクが高いだけでなく、ストーカー規制法や不正アクセス禁止法といった法律に抵触する可能性のある、極めて危険な行為です。
浮気の証拠を集めるという本来の目的から逸脱し、あなたが加害者になってしまっては元も子もありません。
結局のところ、相手が鍵垢であった場合、自力でその内情を探ることには限界があります。
投稿内容という最も重要な情報源が閉ざされている以上、それ以上の深追いは無益であり、かつ危険です。
この段階に至って初めて、「自力での調査の限界」を認識し、次のステップ、つまり専門家への相談を検討すべきタイミングと言えるでしょう。

自分で調査する際に伴う法的なリスク


浮気相手のSNSを特定したいという気持ちが先行するあまり、知らず知らずのうちに法律の境界線を越えてしまうケースは後を絶ちません。
あなた自身を守るためにも、自力での調査にどのような法的なリスクが伴うのかを正確に理解しておくことは非常に重要です。
ここでは、代表的な3つの法的リスクについて解説します。

1. 不正アクセス禁止法

これは、他人のIDやパスワードを無断で使用して、SNSやメールなどのサービスにログインする行為を罰する法律です。
例えば、パートナーのスマホのパスコードを勝手に解除したり、PCに保存されていたパスワードを使ってSNSにログインしたりする行為は、明確にこの法律に違反します。
たとえ夫婦間であっても、本人の許可なくアカウントにアクセスすれば、罪に問われる可能性があるのです。
「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」という重い罰則が科される可能性もあり、決して軽視できません。

2. プライバシーの侵害

法的な証拠を得るためであっても、他人のプライバシーを過度に侵害する行為は、民事上の責任(損害賠償)を問われる可能性があります。
SNSのDM(ダイレクトメッセージ)の内容を無断でスクリーンショット撮影し、第三者に公開するなどの行為は、プライバシー侵害にあたる可能性が高いでしょう。
たとえその内容が浮気の証拠であったとしても、その入手方法が違法であれば、逆に相手から訴えられるリスクを負うことになります。

3. ストーカー規制法

SNSの調査が行き過ぎて、浮気相手のアカウントに執拗にメッセージを送ったり、監視していることを匂わせるコメントを繰り返したりすると、ストーカー行為と見なされる危険性があります。
また、相手のSNS情報から勤務先や自宅を割り出し、その周辺をうろついたり、待ち伏せしたりする行為は、明確にストーカー規制法の対象となります。
これらのリスクを考慮すると、自力での調査は常に「やりすぎない」という冷静な判断力が求められます。
感情に駆られて一線を越えてしまえば、あなたは被害者から一転して加害者となり、慰謝料を請求するどころか、逆に請求されるという最悪の事態を招きかねないのです。

 

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浮気相手のsnsを特定した後の行動と確実な身元調査

この章のポイント

  • SNSの投稿が浮気の証拠として認められるか
  • 特定後にやってはいけないNG行動とは
  • 慰謝料請求には住所や氏名といった個人情報が必要
  • 自力での身元調査には限界があるという事実
  • バレずに合法的に特定するなら探偵への依頼が確実

SNSの投稿が浮気の証拠として認められるか


苦労の末に浮気相手のSNSアカウントを特定し、その投稿を覗き見ることに成功したとします。
そこには、あなたのパートナーと二人きりで旅行に行ったとしか思えない写真や、「いつもありがとう、大好き」といった親密なメッセージが投稿されているかもしれません。
これらは、あなたにとって怒りと悲しみを増幅させるには十分な内容でしょう。
しかし、法的な観点から見たとき、これらのSNS投稿は「浮気の証拠」としてどこまで通用するのでしょうか。

証拠能力のレベル分け

裁判で不貞行為(肉体関係)を立証するための証拠には、その証明力の高さによってレベルがあります。

  • レベル高:直接的な証拠
    ラブホテルに出入りする写真や動画、性行為そのものやそれを認める音声記録・書面など。これらは不貞行為の事実を直接的に証明する、極めて強力な証拠です。
  • レベル中:間接的な証拠
    シティホテルや相手の自宅に長時間滞在したことが分かる写真や動画、肉体関係を匂わせる具体的な内容のメールやDMなど。これらも複数あれば、不貞行為を強く推認させます。
  • レベル低:状況証拠
    二人きりで食事やデートをしているだけの写真、「好き」「会いたい」といったメッセージ、SNS上での親密なやり取りなど。これらは「親しい関係」であることは示せても、それだけで肉体関係があったと断定することは困難です。

残念ながら、ほとんどのSNS投稿は「レベル低:状況証拠」に分類されます。
例えば、二人でレストランにいる写真があっても、「友人と食事に行っただけ」と言われればそれまでです。
「大好き」という言葉も、「人として尊敬しているという意味だ」と言い逃れされる可能性があります。

状況証拠の価値とは

では、SNSの投稿は全く無価値なのでしょうか。
決してそうではありません。
これらの状況証拠も、他の証拠と組み合わせることで、全体のストーリーを補強し、裁判官の心証を「クロ」に傾けるための重要なピースとなり得ます。
例えば、探偵が撮影した「二人でシティホテルに入っていく写真」に、SNSに投稿された「ホテルの部屋で撮影したとしか思えない写真」を組み合わせれば、証拠としての価値は格段に上がります。
結論として、SNSの投稿だけで慰謝料請求を行うのは非常に難しいですが、他の強力な証拠を補強するための材料としては十分に価値がある、と理解しておくと良いでしょう。

特定後にやってはいけないNG行動とは

浮気相手のSNSを特定すると、怒りのあまり、すぐさま何かしらの行動を起こしたくなる衝動に駆られるかもしれません。
しかし、その一時の感情に任せた行動が、あなたの立場を危うくし、将来得られるはずだった慰謝料を棒に振る結果に繋がりかねません。
ここでは、アカウント特定後に絶対にやってはいけないNG行動を具体的に解説します。

1. SNS上で直接コンタクトを取る

最もやりがちで、最も危険な行動です。

  • DMで「夫(妻)と別れてください」と送る
  • 投稿のコメント欄に「この人、不倫してますよ」と書き込む
  • 浮気を匂わせる投稿に「いいね」をして、存在をアピールする

これらの行為は、相手に恐怖心を与え、名誉毀損や脅迫、ストーカー行為として、逆にあなたが訴えられる原因になります。
また、相手に警戒され、アカウントを削除されたり、証拠となる投稿を消されたりするだけで、あなたにとっては何一つ良いことはありません。

2. 共通の知人に情報を言いふらす

「ねえ、知ってる?〇〇さん、うちの人と浮気してるのよ」などと、共通の友人や知人にSNSの情報を見せて言いふらす行為も厳禁です。
これもまた名誉毀損にあたる可能性があります。
たとえそれが事実であったとしても、公の場で他人の社会的評価を下げる行為は許されません。
あなたの味方を増やしたいという気持ちは分かりますが、それは法的な手続きを踏んだ後で行うべきです。

3. 感情的なメッセージをパートナーに送りつける

浮気相手のSNSのスクリーンショットを撮り、「これは何!?」「よくもやったわね!」といった感情的なメッセージをパートナーに送りつけるのも悪手です。
相手に「SNSを監視されていた」という警戒心を与えるだけで、問い詰めるための効果的な材料を一つ失うことになります。
特定した情報は、あくまであなたの手札として、冷静に、そして静かに保管しておくべきです。
その手札をいつ、どのように切るのか。その戦略を立てることが、勝利への鍵となります。
感情のままに行動することは、百害あって一利なしと肝に銘じてください。

慰謝料請求には住所や氏名といった個人情報が必要


浮気相手のSNSアカウントを特定し、浮気の状況証拠をある程度集めることができたとします。
あなたの次の目標が「浮気相手に対して、法的に慰謝料を請求すること」である場合、あなたは新たな壁に直面することになります。
それは、SNSのアカウント名やプロフィール情報だけでは、法的な手続きを進めることができない、という厳然たる事実です。

なぜ、個人情報が必要なのか

慰謝料を請求するための正式な第一歩は、多くの場合、「内容証明郵便」を相手方に送付することから始まります。
内容証明郵便とは、「いつ、どのような内容の文書を、誰から誰宛に差し出されたか」を日本郵便が証明してくれるサービスで、慰謝料請求の意思を相手に伝え、心理的なプレッシャーを与えると共に、請求した事実を証拠として残す重要な役割を果たします。
そして、この内容証明郵便を送るためには、当然ながら相手の「本名(氏名)」と「住所」が不可欠なのです。
SNSのアカウント名(ハンドルネーム)宛に、内容証明郵便を送ることはできません。
つまり、あなたが慰謝料請求という具体的な法的アクションを起こしたいのであれば、「SNSアカウントの特定」の次に、「そのアカウントの持ち主の個人情報(氏名・住所)の特定」、すなわち「身元調査」というステップが絶対に必要になるわけです。

弁護士からの照会制度(弁護士会照会)

「弁護士に依頼すれば、SNSの運営会社に情報開示を請求して、個人情報を教えてもらえるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
確かに、弁護士には「弁護士会照会」という、所属する弁護士会を通じて企業や団体に必要な情報を照会できる強力な権限があります。
しかし、SNS運営会社に対して情報開示を求めても、通信の秘密や個人情報保護を理由に、開示が認められるケースは稀です。
特に、単なる浮気(不貞行為)の証拠集めの段階では、裁判所が関与する刑事事件などとは異なり、開示のハードルは非常に高いと言わざるを得ません。
この事実が、自力での調査の限界を如実に示しています。

自力での身元調査には限界があるという事実

SNSアカウントから、その持ち主の氏名や住所を特定する…。
まるで探偵ドラマのような話ですが、これを素人が自力で行うことは、現実的に可能なのでしょうか。
結論から言えば、それは「ほぼ不可能」であり、かつ「極めて危険」です。

なぜ、自力での特定は困難なのか

現代のインターネット社会では、個人情報保護の意識が非常に高まっています。
SNSのプロフィールに本名や住所を公開している人はほとんどいません。
仮に、投稿された写真の背景に写り込んだ看板や、何気ない会話の中の地名などから大まかな生活圏を推測できたとしても、そこから個人の家を特定する「ラストワンマイル」を埋めるのは至難の業です。
また、前述の通り、弁護士ですらSNS運営会社から個人情報を引き出すのは難しいのが現状です。
一般人であるあなたが、正当な手段で個人情報を得る方法は、事実上存在しないと言って良いでしょう。

自力調査の先に待つ危険

それでも諦めきれず、違法な手段に手を出してしまうとどうなるでしょうか。

  • SNSで知り合った「情報屋」に依頼する:その情報が正確である保証はなく、高額な料金を騙し取られる詐欺の被害に遭う可能性が高いです。また、情報屋の調査方法が違法であれば、あなたも共犯と見なされるリスクがあります。
  • パートナーや相手を尾行する:専門的な技術がなければ、すぐに気づかれて警戒されるのがオチです。また、行為がエスカレートすればストーカー規制法に抵触します。
  • 相手の家に押しかける、待ち伏せする:住居侵入罪や脅迫罪に問われかねない、非常に危険な行為です。

自力での身元調査は、成果が期待できないばかりか、あなた自身が犯罪者になってしまうリスクと常に隣り合わせなのです。
SNSアカウントの特定までは、あなたの努力でたどり着けるかもしれません。
しかし、その先の「身元調査」という領域は、素人が決して足を踏み入れてはならないサンクチュアリ(聖域)であると、強く認識する必要があります。
このどうしようもない壁にぶつかった時こそ、合法的なプロフェッショナルの力を借りるべき時なのです。

バレずに合法的に特定するなら探偵への依頼が確実


自力でのSNS調査と身元調査には、法的なリスクと現実的な限界があることをご理解いただけたかと思います。
では、どうすれば安全かつ合法的に、浮気相手の氏名や住所を特定し、慰謝料請求へと駒を進めることができるのでしょうか。
その唯一にして最善の答えが、「探偵事務所への調査依頼」です。

探偵はなぜ、身元を特定できるのか

探偵は、「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」という法律に基づいて活動する、調査のプロフェッショナルです。
彼らは、一般人には許されていない特別な権限を持っているわけではありません。
しかし、長年の経験で培われた専門的な調査技術を駆使することで、合法的な範囲内で身元を特定することが可能です。

  1. 尾行・張り込み:対象者に気づかれることなく、勤務先や自宅を特定します。これは、高度なスキルとチームワークがなければ不可能です。
  2. 聞き込み調査:周辺関係者から、あくまで自然な形で情報を収集します。
  3. データ調査:公開されている情報を基に、独自のデータベースと照合して個人情報を割り出すこともあります。

これらの調査によって作成された「調査報告書」は、裁判においても非常に強力な証拠能力を持ちます。

探偵に依頼する最大のメリット

私が考えるに、探偵に依頼する最大のメリットは、あなたが法的なリスクや精神的な負担を一切負うことなく、慰謝料請求に不可欠な「相手の氏名と住所」という情報を手に入れられる点です。
あなたが浮気相手のSNS特定に悩み、危険な調査に手を出そうかと考えている時間も、探偵は着々と、そして確実に証拠固めを進めてくれます。
もちろん費用はかかりますが、それはあなたの未来を守るための「必要経費」と考えるべきです。
確かな証拠があれば、裁判をせずとも、相手方が素直に慰謝料の支払いに応じる(示談)ケースがほとんどであり、結果的に弁護士費用や裁判費用を節約できることにも繋がります。
パートナーの浮気に気づき、SNSを特定しようと努力してきたあなたの行動は、決して無駄ではありません。
しかし、最後の詰め、最も重要で最も危険なステップは、プロの手に委ねるのが最も賢明な選択なのです。

まとめ:浮気相手のsnsを特定は冷静な判断が重要

パートナーの裏切りを知り、浮気相手のsnsを特定しようと行動することは、真実を知りたいというあなたの切実な思いの表れです。
この記事で紹介したように、パートナーのスマホの様子や、名前、共通の友人などをヒントに、自力である程度のアカウントを絞り込むことは可能かもしれません。
しかし、その道のりには、アカウントが非公開(鍵垢)であるという壁や、不正アクセス禁止法、プライバシー侵害といった、数多くの法的リスクが潜んでいます。
そして何より、たとえSNSアカウントを特定できたとしても、それだけでは慰謝料請求という具体的な行動には移せないという、厳しい現実があります。
SNSの投稿は、あくまで浮気の状況証拠にはなれど、それ単体で肉体関係を証明する決定的な証拠にはなり得ないからです。
慰謝料請求というゴールを見据えるならば、相手の氏名と住所を特定する「身元調査」が不可欠であり、この領域は素人が手を出してはいけない、プロフェッショナルの仕事です。
冷静に考えてみてください。
あなたが求めているのは、浮気相手のSNSを覗き見て一時の感情を満たすことではなく、法的に認められる形で問題を解決し、心の平穏を取り戻すことではないでしょうか。
そのためには、安全かつ合法的な手段を選ぶことが何よりも重要です。
探偵への依頼は、決して特別なことではありません。
それは、あなたがこれ以上傷つかず、あなたの正当な権利を守るための、最も確実で賢明な一手なのです。

この記事のまとめ

  • 浮気相手のSNS特定はパートナーのスマホのフォローやDMがヒントになる
  • 名前や誕生日からユーザー名を推測する地道な方法もある
  • 共通の友人の投稿に付けられたタグやコメント欄も調査対象となる
  • 特定したアカウントが非公開(鍵垢)だと自力での調査は困難を極める
  • 他人のアカウントへの無断ログインは不正アクセス禁止法違反の犯罪
  • SNS上で相手に接触する行為は名誉毀損やストーカーと見なされるリスクがある
  • SNSの投稿は肉体関係を証明する直接的な証拠にはなりにくい
  • 慰謝料請求には内容証明郵便を送るための氏名と住所が必須
  • SNSアカウントから自力で個人情報を特定するのはほぼ不可能
  • 違法な情報屋への依頼や尾行はさらなるリスクを生む
  • 探偵は合法的な尾行や張り込みで身元を特定するプロである
  • 探偵が作成した調査報告書は裁判で強力な証拠となる
  • 確実な証拠は裁判を避け、有利な条件での示談交渉を可能にする
  • 自力調査の限界を知り、プロに任せることが問題解決への近道
  • 浮気相手のsnsを特定の最終目的は、探偵による確実な証拠確保である

最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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