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こんにちは、元探偵のマサコと申します。
このサイトの案内人です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
相談者さま
「夫の行動が最近おかしいんです。帰宅時間が遅くなったり、休日に『ちょっと出かけてくる』と言って長時間戻らなかったり…
私の考えすぎでしょうか？」
マサコの回答
張り込みは、探偵が行う調査の中でも特に使用頻度が高い手法。
特定の場所で待機し、調査対象となる人物の行動を注意深く観察します。
目的はさまざまで、浮気調査や行動調査、信用調査、人探しなど、多くのケースで活用されます。
張り込みが行われる場所として多いのは、対象者の自宅や勤務先、よく訪れる飲食店や買い物先など。
行動パターンを把握し、決定的な証拠を押さえるために、長時間にわたる張り込みが行われることもあります。
浮気の事実を明らかにするために、夫の行動を細かくチェックします。
誰と会い、どこへ行き、どのように過ごしているのかを観察し、不貞行為の証拠を押さえることが目的。
ラブホテルや特定の女性の自宅に出入りする様子を撮影し、後の証拠として残すこともあります。
夫が普段どのように過ごしているのかを把握するために行われる調査。
「残業だと言っていたのに、本当に会社にいたのか？」「休日の外出は何のためなのか？」など、気になる行動を確認するために張り込みが行われます。
浮気だけでなく、金銭問題や仕事上のトラブルを抱えているケースが発覚することもあります。
失踪した人の行方を追う際にも、張り込みは有効な手段。
対象者の目撃情報があった場所や、過去に関係のあった場所に張り込みを行い、足取りを追います。
家族が突然いなくなった場合や、消息が途絶えた知人を探すときにも使われます。
対象者が本当に信頼できる人物なのかを確認するための調査。
例えば、「夫が新しい取引先と契約を結ぼうとしているけれど、相手が信用できる人なのか不安…」といった場合、その人物の素行や交友関係を探るために張り込みが行われることがあります。
ストーカー被害が疑われる場合、加害者の行動を記録し、証拠を押さえるために張り込みが行われます。
被害者の自宅周辺や職場の近くなどで待機し、ストーカー行為の事実を確認します。証拠が揃えば、警察への相談や法的措置を取る際に役立ちます。
相談者さま
「探偵が他人を監視するって、違法じゃないんですか？プライバシーの侵害になるのではないでしょうか？」
マサコの回答
探偵による張り込みは、一見すると違法な行為に思われるかもしれません。
しかし、日本では探偵業務が法律によって認められており、適切な手順で行われる限り、張り込みも合法とされています。
「探偵業の業務の適正化に関する法律（2007年施行）」では、探偵が行う業務の範囲が明確に定められています。
その中で、「聞き込み・尾行・張り込み」などの手法を用いた調査は、正式な探偵業務として認められています。
つまり、法律に則った範囲で行われる限り、張り込みは違法にはならないということです。
探偵の張り込みが合法であるとはいえ、すべての行為が認められるわけではありません。
例えば、以下のような行為は違法と判断される可能性があります。
調査対象者の自宅や敷地内に勝手に入ることは禁止されています。
プライバシーを侵害するような方法で証拠を取得することは違法です。
正当な手段を用いずに個人情報を得ることは、法律違反となる可能性があります。
探偵事務所は、これらのルールを厳守しながら調査を行います。
張り込みの際も、合法的な範囲で慎重に行動し、対象者に気づかれないように徹底した対策を取ります。
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マサコ
探偵が行う張り込みには、いくつかの手法があります。
その中でも特に多く使われるのが 「外張り」「内張り」「流し張り」 の3種類。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、状況に応じて最適な方法が選ばれます。
張り込みは、ただじっと待つだけの単純な作業ではありません。
対象者に気づかれないようにしながらも、確実に証拠を押さえるために、細かい工夫が求められます。
探偵は、環境に溶け込むための服装や道具を準備し、慎重に行動しながら調査を進めます。
では、それぞれの張り込み方法について詳しく見ていきましょう。
「外張り」とは、屋外で対象者の行動を監視する張り込み方法。
自宅や職場、よく訪れる飲食店やホテルなど、対象者が出入りする場所の周辺で行われます。
この方法では、周囲に不審がられないように、探偵が一般の通行人や作業員などになりすまします。
例えば、アンケート調査員や交通量調査員、工事現場の作業員など、誰も気に留めないような職業の人に扮することが多いです。
実際に街中でアンケートをしている人や、カウンターを持って交通量を数えている人が、じつは探偵ということもあるのです。
探偵は状況に応じて変装し、違和感なくその場に溶け込みます。
時には新聞を読んでいるフリをしたり、スマートフォンをいじるフリをしたりしながら、対象者の動きを記録します。
外張りのポイントは、「目立たず、自然に」。 立ち続けていたり、同じ場所をうろうろしたりしていると、不審者と勘違いされる可能性があります。
そのため、時々場所を移動したり、他の探偵と交代したりしながら張り込みを続けるのが一般的です。
「内張り」とは、建物の中から対象者の様子を監視する張り込み方法。
自宅や職場、よく立ち寄る施設の近くにある建物の内部や敷地内に入り、そこから対象者の動きを確認します。
ただし、当然ながら 勝手に他人の家や敷地に入り込むことはできません。
そこで、探偵は周囲の住民や施設の管理者に、何らかの理由をつけて許可を取ります。
例えば、地図作成のための調査員や、不動産調査のスタッフを装い、「一時的にここを使わせてください」と話を持ちかけることがあるのです。
探偵であることを明かして協力を求めるわけではないので、周囲の人々にはただの調査員や研究者だと思われることがほとんど。
これによって、探偵は屋内から対象者を監視し、動きを記録することができます。
内張りのメリットは、長時間の張り込みがしやすいこと。
屋外での張り込みと違って、天候に左右されることもなく、人目を気にせずにじっくりと監視を続けることができます。
ただし、周囲の協力が必要なため、毎回この方法が使えるとは限りません。
「流し張り」とは、特定の場所に留まらず、移動しながら対象者を監視する方法です。
これは、外張りや内張りが難しい場合に使われることが多く、探偵が通行人を装って歩きながら張り込みを行います。
例えば、対象者の自宅や職場の周辺に目立たず張り込める場所がない場合、流し張りを行います。
また、同じ場所でずっと張り込んでいると近所の人に怪しまれるような場合も、移動しながらの監視が選ばれます。
しかし、この方法には大きなデメリットもあります。
それは、一度でも怪しまれると、次からはそのエリアでの張り込みが困難になること。
例えば、同じ通行人が何度も行ったり来たりしていると、「あの人、さっきも見たな？」と周囲の住民に気づかれる可能性があります。
特に、住宅街などでは警戒心が強い人が多く、不審者と勘違いされて警察を呼ばれるケースもあります。
そのため、探偵は流し張りをする際、服装や持ち物に気を配り、自然に見えるよう細心の注意を払います。
流し張りを成功させるためには、歩くルートを慎重に選び、不審がられないような動きをすることが重要。
例えば、犬の散歩をしている人を装ったり、ジョギングしているフリをしたりしながら、さりげなく対象者の様子を伺うこともあります。
相談者さま
「夫が最近、帰りが遅いんです。スマホを肌身離さず持っていて、トイレやお風呂にまで持ち込むようになりました。
休日も急に外出が増えて……
もしかして浮気してるのでしょうか？」
マサコの回答
夫の行動が怪しく感じられるとき、事実をはっきりさせるために探偵に依頼するのは有効な手段。
探偵は、対象者の行動を細かく調査し、決定的な証拠を押さえるために「張り込み」を行います。
では、探偵がどのように張り込みをしているのか、その具体的な方法を詳しく解説していきます。
マサコ
探偵の張り込みは、ただ待ち伏せるだけではありません。
事前に徹底的な情報収集を行い、対象者の行動パターンを予測することが成功の鍵になります。
まず、依頼者（妻）から夫に関するできる限りの情報を集めます。
最近の写真や勤務先、通勤ルート、よく立ち寄る場所、休日の過ごし方、交友関係など、あらゆるデータが重要になります。
特にSNSや会員制サイトをチェックし、夫の交際範囲や趣味嗜好、頻繁に訪れる場所などを把握しておきます。
情報を整理し、夫がどの時間帯にどこへ行く可能性が高いのかを分析します。
例えば、平日は会社帰りに寄り道をすることが多いのか、休日の外出先に特定の傾向があるのかを探ります。
こうすることで、効率的に張り込みを行うことができます。
マサコ
張り込みにはいくつかの方法があり、夫の行動や張り込む場所に応じて適切な手法を選ぶ必要があります。
公園や商業施設など、人が多い場所では比較的目立たずに張り込むことができます。
服装は目立たないものを選び、自然な仕草を心がけます。例えば、スマホをいじったり、読書をしたりして周囲に溶け込むことが大切。
また、不審に思われたときの言い訳も準備しておきます。
「待ち合わせをしている」「取引先に書類を届けるために待機している」など、状況に応じた言い訳を考えます。
車内で張り込む場合は、エンジンを切り、運転席や助手席ではなく後部座席に座ります。
窓にはカーテンやフィルムを貼り、外から見えないようにします。
長時間の張り込みでは、商業施設の駐車場やコインパーキングを利用することが多いです。
住宅街では同じ場所に長時間いると近隣住民に怪しまれやすいため、一定時間ごとに張り込み場所を移動します。
犬の散歩を装ったり、地図を片手に調査員を装ったりすることで、不自然にならないように工夫します。
夫が飲食店に入った場合、すぐに後を追うのではなく、少し時間をおいてから入店します。
座る席は、夫が視界に入らない位置か、スマホやガラスを利用して間接的に監視できる位置を選びます。
すぐに後を追えるように、注文後すぐに会計を済ませておくのもポイントです。
浮気調査では、ホテルの出入りを押さえることが重要。
しかし、ホテル側にカメラを構えていることが知られると、警察に通報されるリスクがあります。
そのため、慎重に張り込み位置を選び、撮影のタイミングを見極めます。
マサコ
張り込みを成功させるためには、細かなテクニックが必要です。
昼間の張り込みでは、太陽を背にして立つことで、自分の顔が逆光になり、相手から見えにくくなります。
夜間の場合も、街灯やコンビニの光を背にすることで、自然と周囲に溶け込むことができます。
周囲の人々と同じように行動することで、不審者と見られないようにします。
例えば、以下のような方法を用いることがあります。
犬の散歩をするふりをする
地図調査員を装う
工事現場の作業員を装う
アンケート調査員として振る舞う
交通量調査をしているように見せる
「目張り」や特殊機器を活用する
対象者が部屋を出入りしたかどうかを確認するために、「目張り」という手法を使うことがあります。
ドアの隙間に紙テープを挟み、動いた形跡があるかどうかをチェックします。
ただし、同居人がいる場合はこの方法だけでは確実性に欠けるため、WiFiネットワークカメラなどを併用することもあります。
相談者さま
「夫の行動が怪しくて探偵に相談したいのですが、張り込みをお願いすると費用はどのくらいかかるのでしょうか？」 マサコの回答
探偵に調査を依頼する際、張り込みだけを単独で行うことはほとんどありません。
基本的に、尾行や証拠収集、場合によっては聞き込みなども組み合わせて調査が進められます。
そのため、「張り込み単体の料金」というものはなく、調査全体の費用の中に含まれる形になります。
マサコ
探偵の調査費用は、調査員の人数や時間、調査方法などによって異なりますが、一般的には 調査員2名で1時間あたり2～2.5万円程度 が相場とされています。
この金額には、以下のようなものが含まれています。
張り込みや尾行のための人件費
証拠を撮影するためのカメラなどの機材費
交通費（車両代・ガソリン代・電車やタクシー代など）
必要に応じた変装費用
探偵によっては、調査の内容や時間帯によって追加料金が発生することもあります。
特に 深夜帯の張り込み や 遠方での調査 では、通常料金よりも高くなるケースが多いです。
マサコ
探偵事務所の料金体系にはいくつかの種類があり、それによって総額が変わってきます。
調査時間に応じて料金が発生するシステム。
1時間ごとに費用が加算されるため、長時間の張り込みになると料金が高くなりがち。
一定の時間￥や日数で料金が決まっているシステム。
例えば「5時間で10万円」や「3日間で30万円」といった形で設定されていることが多い。
時間料金制よりも割安になることが多いが、短時間で調査が終わった場合でも返金されることはほぼない。
調査が成功した場合にのみ料金が発生するシステム。
「浮気の証拠をつかめたら〇〇万円」といった形で料金が決まる。
調査が失敗すれば費用はかからないが、成功時の報酬額が高めに設定されていることが多い。
どの料金体系を選ぶかによって、最終的に支払う金額が大きく変わるため、依頼前によく確認することが大切。
マサコ
TVドラマや映画では、探偵が張り込みをしているシーンをよく目にします。
一見、簡単そうに見えますが、実際には非常にハードな作業。
個人で張り込みを行うのは、正直なところ かなり難しい と言わざるを得ません。
張り込みを成功させるためには、以下のようなポイントを押さえる必要があります。
張り込みは、数時間から長ければ半日以上に及ぶこともある。
体力と忍耐力が求められる。
怪しまれずにその場に留まるためには、変装や自然な振る舞いが必要。
住宅街で何時間も立っているだけでは不審者扱いされてしまう。
視線やカメラの向きに細心の注意を払わないと、夫に気づかれてしまい、警戒される原因になる。
夫が浮気相手と一緒にいるところを撮影するには、適切なタイミングと角度が必要。
素人がスマホで撮影しようとすると、不鮮明だったり決定的な瞬間を逃したりすることが多い。
マサコ
探偵に依頼するメリットは 確実性と安全性 にあります。
探偵は数多くの調査経験を積んでいるため、夫に気づかれずに張り込みや尾行を行うノウハウを持っている。
一般人が使うスマホやデジカメとは違い、プロ仕様のカメラや暗視機能付きの機材を使用しているため、証拠の撮影精度が高い。
素人が張り込みをすると、夫に気づかれる可能性が高く、警戒されてしまう。
探偵なら自然に行動しながら証拠を押さえることができる。
マサコ
探偵に張り込みを依頼する場合、費用相場は 調査員2名で1時間あたり2～2.5万円 。
ただし、料金体系によって総額は大きく変わるため、事前にしっかり確認することが大切です。
張り込みは、ただ待つだけではなく、対象者に気づかれないようにするための工夫や技術が必要な作業。
個人で行うにはリスクが高く、証拠を押さえることも難しいです。
確実に浮気の証拠を手に入れたいなら、プロである探偵に依頼するのが最も安全で確実な方法。
夫の行動が怪しいけれど、本当に浮気をしているのか確かめたい…。
そんなときは、専門家の力を借りて、確実な証拠を手に入れることが大切ですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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